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業務用電子ジャー/炊飯器について
 
 
●業務用電子ジャーの故障と診断

原因 / ご飯の状態 におう パサつく 変色する
ご飯の量が少なすぎた  
12時間以上の保温をした
冷ご飯の保温をした    
しゃもじ入れたまま保温をした    
内蓋を付け忘れた    
内蓋、本体に焦げ付いたご飯粒、
米粒が付いている
 
炊飯時、充分洗米しなかった    
炊飯時、水加減を間違えた    
電源スイッチを『入』にしなかった    
 
 
 
●ご飯が臭う

   ご飯の成分であるデンプンやタンパク質等が、目に見えないようでも汚れとしてこびり付いていることがあります。これらが熱せられて雑菌が繁殖し、臭いの出る原因となっています。また、冷やご飯のつぎ足しやしゃもじを入れての保温も臭いの原因となりますのでお避けください。



※臭いが付いた場合の処置

@通電せずに内容器に2/3程度の熱湯を入れ、約1時間密閉してくださ い 。内蓋と内釜を取り出してきれいに洗い、乾いた清潔な布巾で拭いてください。(本体の内側・外蓋の裏側も必ず熱い布巾で拭いてください)


A内釜に8〜9分目の熱湯を入れてそのまま2〜3時間通電させてください。(内釜以外の場所には絶対熱湯を入れないでください。)


B内釜や内蓋、調整ユニット、調圧口キャップを食器用洗剤できれいに洗い、よく乾燥させてからご使用ください。日光に当てるか『保温』で乾燥させても効果的です。



※釜のつば部・釜底・熱板・保護枠などは・・・

・異物が付かないようにいつでも清潔にしておいてください。
・食器用中性洗剤で目に見えない細かい汚れまできれいに洗い落としてよく乾燥させてください。



●ご飯がパサつく

   ご飯をあまり長時間保温すると水分が少なくなり、パサつきの原因となります。また、内蓋やパッキン類が正しく取りつけられていないと蒸気が漏れてパサつくことがあります。

@炊飯後できるだけ12時間以内にお召し上がりください。
Aお米の種類によって、多少水加減を変えることが必要です。
B炊飯前にパッキン類が正しく取り付けられているか、必ず確認してください。

※パッキンは消耗品です。別売りしていますので、汚れが目立ってくればお取替えください。


●ご飯が変色する(黄色くなる)

   長時間保温を続けると、お米の成分(デンプン、タンパク質等)が熱や水分の関係で黄色くなることがあります。

※適正な保温時間は12時間以内です。
※少量のご飯を炊飯した場合は短時間でお召し上がりください。
 
 
 
●蓋に露が付きます。

内蓋や外蓋の裏側に露が付く

   冷えた本体に、いきなり熱いご飯の入った内容器を入れますと、本体とご飯の温度差により内蓋や外蓋の裏側に露が付きます。しかし、電子ジャー内部が設定温度まで温まれば自然と露はなくなります。それには、多少の時間を要しますので、ご飯を入れる30分前から通電し本体を温めておくようにしてください。


外蓋の裏側に露が付く

   これは、ジャー内部の温度と室温との差が著しい場合に起こる結露現象(自然現象)です。室温が20℃以上では、この現象は少なくなりますが、20℃以下では発生する恐れがあります。この場合は、清潔な布巾で拭き取ってください。
 
 
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